12月 132015
 

サンケイスポーツ によると。

 フィギュアスケートGPファイナル第2日(11日=日本時間12日、バルセロナ)女子ショートプログラム(SP)で、男女を通じて史上最多5度目の優勝を目指す浅田真央(25)=中京大=は69・13点で3位。前戦NHK杯に続いてルッツでミスが出るなど2018年平昌五輪へ向けての課題が浮き彫りになった。宮原知子(17)=大阪・関大高=は68・76点で4位につけた。男女フリーは最終日の12日(日本時間13日早朝)に行われる。

 課題が明確になった。ジャンプの基礎点が1・1倍になる、後半に予定した3回転ルッツ。跳び上がった真央の回転が抜けると、日本から駆けつけた大勢のファンが発した、「あ~」というため息が会場に充満した。演技後は両手を合わせた。

 「流れに乗って跳ぶことを意識したけど、体とタイミングとがまだ不安定。苦手というか、自分のものになっていないと感じた」

 アクセルを除く2回転以下の単発ジャンプは0点になる。前戦のNHK杯でも失敗しており、ルッツは2戦連続のスコアレスだった。真央はルッツをエッジ(スケートの刃)の内側で跳ぶ癖がある。今季から外側で跳べるようになってきたが、「まだ練習で確率が上がっていない」と習得には時間を要する。指導する佐藤信夫コーチ(73)も「かなり改善されたが、試合になると意識してしまう」と難しさを認めざるを得なかった。

 首位のメドベージェワ(ロシア)から5・45点差の3位にとどまったのは、NHK杯のSP、フリーともに失敗していた代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の復調が大きい。また表現力を示す5項目の演技点が35・12点で、出場した6人の中でトップだった。ルッツについては「マイナスとは捉えていない」と真央。だが、18年平昌五輪を目指すのなら、大きな課題はメダルへの足かせになりかねない。

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